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2014年度 火薬学会 春季研究発表会レビュー

総評

年会委員長
カヤク・ジャパン株式会社 代表取締役社長
川ア 勝樹

 火薬学会第74回通常総会並びに2014年度春季研究発表会は、5月22日、 23日の両日にわたって、慶應義塾大学日吉キャンパス協生館において盛大に開催されました。
 通常総会では、「平成25年度事業報告(案)並びに収支決算(案)承認の件」など5つの議案が審議され、 全会一致で承認されました。つづいて、「会長・副会長の専任結果」その他の報告があり、 最後に「平成25年度火薬学会賞授賞式」が滞りなく行われました。
 研究発表会では、以下の13のセッションで51件の発表がありました。
プロペラント(I)(II) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9件
煙火・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3件
安全・環境・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5件
感度・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3件
エネルギー物質(I)(II)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8件
爆発・衝撃・加工(I)(II)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8件
燃焼・分解・反応(I)(II)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7件
発破・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4件
ガス爆発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4件
 特別講演としては、秋田大学の増田信行氏による「またぎ考」と旭化成ゾールメディカルの坂野誠治氏による 「最新の救命救急医療技術」のご講演を頂きました。学会賞受賞講演は、学術賞の加藤幸夫氏、 技術賞の佐分利禎氏、奨励賞の大門優氏からそれぞれご講演をいただきました。
 大会初日夕刻には、協生館イベントホールで懇親会が開催されました。発表時には時間的な制約のもと、 なかなか突っ込んだ質問や意見交換が難しかったようですが、親睦を深めるとともに、活発な情報交換が行われました。
 23日の閉会式では、昨年から実施されている「研究発表会優秀講演賞」の表彰が行われました。今年は、 足利工業大学の奥田曜平氏、日本工機(株)の久保田裕二氏、横浜国立大学の山本友利氏、伊里友一朗氏、徳永直人氏、 慶応大学の浅野啓氏、青山学院大学の横山瑛紀氏が受賞されました。 最後に火薬学会副会長の三宅先生よりご挨拶を頂き、閉会しました。
 最後になりますが、新井会長をはじめ学会関係者の皆様のご指導とご協力により、 本年会が盛会のうちに終えることができましたことを心よりお礼申し上げます。

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