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2001年度火薬学会秋季大会レビュー

総評
火薬学会西部支部長 中村英嗣

 火薬学会2001年度秋季研究発表講演会は11月21日(水),22日(木)の両日に,熊本市の熊本大学工学部キャンパスにおいて開催された。今回の開催は,熊本大学の衝撃・極限環境研究センターの開所披露をかねて行われ,研究発表会とともに見学会も行われた。本年度の研究発表の総数は46件,特別講演が2件で,同時期にいくつかの国際学会が開催されたため発表件数の減少が懸念されたが,その影響も少なく盛況であった。また,参加者には横川六雄,手束誠治永年会員の出席もあり,総勢で109名であった。正会員とともに,学生会員の発表も17件にのぼり,活発な議論が展開された。

 研究発表の内容は,衝撃波を含む爆薬・爆ごう(発表件数13件)に関するものが多く,次いで推進薬・発射薬(9件),爆発加工(8件),火工品・煙火(7件),燃焼・分解(4件),感度(3件),分析(2件)であった。見学会を設定した都合上発表が2会場平行して講演となったセッションもあった。

 特別講演は熊本大学工学部の広瀬勉先生の「もうひとつの極限エネルギー」および小林一郎先生の「比較文明論から見た肥後の石橋」と題する講演であった。いずれの講演も火薬とは異分野の講演であったが,技術や工学のあり方を考える上で有意義な講演であった。

 恒例の懇親会は,特別講演をお願いした先生もお招きして,会場を「菊南観光温泉ホテル」に移して行われた。出席者は90名で,支部長,田村会長の挨拶,乾杯の後に宴が始まった。最後には,熊本大学伊東先生の司会で,恒例の福引きに変わってビンゴゲームも行われ,充分楽しみながら盛況のうちに閉会となった。

 熊本開催にご尽力頂いた千葉先生,伊東先生,関係の学生諸君など,熊本大学関係者の一方ならぬご支援に対して厚く御礼申し上げます。

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